2004.5.11 吉祥寺 曼荼羅


当日配布されたプログラム




(演奏曲目)
1 幸せに・・なろうね
2 君のもとへ(Selfcover)
3 たいせつ
4 音楽室
5 決意
6 Where have all the flowers gone(cover)
7 夜のとばりがおりた時

(ライブレポート-1)

2004年5月11日(火)生ピアノのある曼陀羅で
28回目となるMAYUKOライブを行いました。
今回は初めての3セッションめ、ラストの出演で
夜9時からのスタートです。
当日会場の曼陀羅は立ち見の出るほどの状態です。

毎度おなじみのあいさつ「こんにちはMAYUKOデス!」
で本番スタート、
まえのセッションとはうってかわって明るい雰囲気ではじまりました。

1 幸せに・・なろうね
MAYUKOらしい細やかな描写の曲で、
かすれるようなファルセットが魅力です。
この日は出番が最後でリハが1番目だったので、
時間があって井の頭公園を一周
してしまったとかで体力を使い果たしてしまった結果かどうか、
かすれが冴えて魅力的でした。
(皮肉ではありませんよ!MAYUKOさん)

2 君のもとへ(Selfcover)
この曲は「ギャラクシーエンジェル」のヒロイン役で
大ブレイクした新谷良子さんに提供した曲。
この曲を収録した初のフルアルバム『ファンシー☆フリル』は
オリコンチャート63位を爆走中!とか。
「私はここでがんばるからね、、、」シンプルな曲ですが、
ライブではしっとりと歌い上げて、この曲の持ち味がでていました。

3 たいせつ
「涙がこぼれていく理由は、、、、」という切実な内容なのに
メロディはマイナーともメジャーとも感じさせない
MAYUKOメロディーでつづられてます。

4 音楽室
最近すっかり定番になっているのがこの曲。
たぶん誰もが中学校の音楽室って特別な気持ちを持ってると思うけど、
そんなだんだん遠くなっていく青春の気持ちが綴られた曲で、
すっかり堪能しました。

5 決意
「明日から僕はゼロになる」という歌詞ではじまる
この曲はMAYUKOが卒業した
ときの気持ちを唄にしたものだけど、聴く度にジーンときてしまいます。

6 Where have all the flowers gone(cover)
50代の人にはおなじみピーターポールアンドマリーという
3人組フォークソンググループの大ヒット曲、
森山良子が日本語で唄っていた「のにさーくはなはー」あの曲です。
MAYUKOはオリジナルの英語で唄ってます。

7 夜のとばりがおりた時
出来上がったばかりの新曲だそうです。
MAYUKOの住んでいる立川には横田基地があって、
西方の夜空がオレンジ色になる。
いまでも戦争が続いていること、そして平和への願いをこめて、、、
しっかりと情景が描写されなかにMAYUKOからの
メッセージが唄いこまれています。

以上7曲、約45分間のライブはあっというまに過ぎてしまいました。
また楽しみにしています。今回もありがとう!!

(text by tomita)

(ライブレポート-2)

MAYUKOライブvol.28 5月11日(火) 吉祥寺「曼荼羅」

真四角の曼荼羅の空間をMAYUKOの艶やかな声と
軽やかに弾き出されるグランドピアノの音だけが舞い
大変心地良いひと時を過ごした。

今回のテーマは「LOVE&PEACE」
ライブ前半は「LOVE」、後半は「PEACE」という
メッセージを発信しており、MAYUKO最新のCDに
収録されている『幸せに…なろうね』で始まった。
CDで聞くまったりとした感じとは違い、とても軽やかな
印象を残しセルフカバー曲『君のもとへ』へ続く。
声優・新谷良子さんに提供した曲で、母の日もあったので、
今日はこの曲を母に贈りたいと歌う。

ライブ中盤は、今回のテーマをつなぐ3曲(たいせつ・音楽室・決意)
であるが、どれもメッセージ性の強いMAYUKOカラーを存分に
生かしながら後半「PEACE」の2曲へ。

ベトナム反戦運動などで歌われた
米のフォークシンガーのピート・シーガーの代表曲
『Where have all the flowers gone(花はどこへ行った)』を披露。
MCで生まれたてのこの曲を是非みなさんの心の中で育てて
欲しいというメッセージを残し、MAYUKOの平和への願いが
たくさん詰まった『夜のとばりがおりた時』で幕を閉じた。

最後の曲中お客さんを見渡し、微笑みながら
歌う姿が印象的で、その微笑みからは
MAYUKOの精一杯の「ありがとう」が客席へ送られて来た。

(text by かっC♪)